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2016.01.25

家を買うタイミングは?超低金利の時期を狙った住宅ローンを。

資金計画

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家づくりで一番大切なことってなんだと思いますか?土地、建物、立地、間取り、施工会社選び…たくさん重要なことはありますが、一番大切なことは「資金計画」だといいます。やはり、マイホームを考えたときに気になるのは「お金」のことですよね!自己資金はどれぐらい?予算は?住宅ローンは何を選べばいいの?気になることがいっぱいあります。そこで今回は、「家づくりにまつわるお金」のことを、(有)ワタショウの資金計画アドバイザー・渡邉誠さんに伺いました。

消費税の増税延期、超低金利の今こそ、家づくりを始めよう!

築郎 渡邉さんにまずお聞きしたいのは、今、家は買ったほうがいいですか?
渡邉 はい。家づくりをお考えの方には「低金利」の今が絶好のチャンスです。将来のための貯金も大事ですが、マイホームは家族の大きな財産になります。消費増税も延期され、“超低金利”の今こそ、賢くお得に家づくりができますよ。
築郎 どんなところがお得ですか?
渡邉 住宅購入における税制優遇や給付金などがあります。主だったものでは、「住宅取得等資金の贈与の非課税措置」の復活です。また、住宅エコポイントの復活や住宅ローン減税・すまい給付金適用期間の延長などがあります。
築郎 いろいろあるのですね!? 利用すると、とてもお得ですね。
渡邉 はい。ぜひご利用ください。
築郎 では、家を建てると年収が増えるって本当ですか?
渡邉 実際そういうことになりますね。家を建てて年収が増えたという方もいらっしゃいますよ!確定申告すれば税金が還付されます。詳しくは、資金計画アドバイザーや施工会社の担当者におたずねください。

予算や住宅ローンは、年収を目安に無理のない範囲で

築郎 家づくりの予算はどのように考えたらいいですか?
渡邉 年収が目安になります。住宅ローン借り入れ限度額は年収額から計算するので、その範囲で借り入れを設定し、審査してもらいます。承認を得れば、その借り入れ額+自己資金額=総予算と考えることができます。
築郎 実際に建物の予算はどのように計算すればいいですか?
渡邉 総予算から諸費用や必要経費を引いた額を建物金額と考えます。また、土地があるのかないのか、によって建物金額が変わってきます。見積もりは通常「積算」(建物+土地+その他の費用+手続き費用=総建築費)で考えられますが、私は「減算」の計算をすすめています。

(減算)
予算 - その他の費用 - 手続き費用 - 建物 = 土地

これが、予算オーバーしないコツです。また、借りられる額と支払える額は違うので、借り入れ限度額ぎりぎりまで借りてしまうと、住宅ローンの支払いを圧迫しかねませんので気をつけてください。
築郎 そうですね。せっかくマイホームを実現しても、ふだんの生活が我慢ばかりだったり、ローンが払えなかったりしたら大変ですよね。
渡邉 家づくりの夢を叶えたら、暮らしももっと楽しんでほしいですね。

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マイホームは家族の大切な財産

築郎 「住宅ローン」をどのように考えたらよいでしょうか?
渡邉 人生最大の「生命保険」と考えたほうがいいと思います。
築郎 それはどういうことですか?
渡邉 住宅ローンを組む際には、「団体信用生命保険」を契約する場合が多いです。これは、住宅ローンを返済途中で死亡、高度障害になった場合、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うというものです。言い換えれば、家を持つということは、生命保険を組むことと同じ意味があり、もしものときに「家」という「財産」が残ります。
築郎 なるほど。家族にとっても財産になりますね。
渡邉 家づくりを始める前に、まずは家族でライフプランを話し合うことも大事なポイントです。ライフプランが固まってから検討するのがいいと思います。

住宅ローンは、「暮らし」優先で選んで

築郎 「住宅ローン」はどれを選んだらいいのでしょうか?
渡邉 住宅ローンは約4800種類あるといわれています。銀行以外にもさまざまな金融機関が商品を用意しています。
築郎 そんなにたくさんあると迷ってしまいますね。
渡邉 大きく分けると、変動金利と固定金利で、低金利時代の今は、固定がおすすめです。
私は、「暮らし」と「リスク」を優先して住宅ローンを選ぶことをおすすめしています。「月々いくらで返済できるか?」などを目安に家賃と同じ感覚で組むのは、とても危険ですよ。
築郎 ついつい家賃と同じように考えてしまいますが、ダメですね?
渡邉 その考え方は間違いではありませんが、そもそも家賃と住宅ローンは性質が違うものだからです。家賃は需要と供給のバランスで決まるもので、住宅ローンは金利の塊ですから。
築郎 そう伺うと、あらためて失敗できない大きな買い物だと思います。住宅ローンの商品の特徴や金利を理解することが大切ですね。それでは、何を目安に月々の返済額を考えればいいのでしょうか?
渡邉 それは、「年返済比率」です。住宅ローンを借りる方の年間の返済能力のことで、年間に返済できる金額は世帯収入や家族構成、今後の生活設計によっても違います。利用する金融機関によっても違ってくるので、くわしくは金融機関や施工会社、資金計画アドバイザーなどにお問い合わせください。
築郎 家は住宅ローンを支払うために建てるものではないので、暮らしを優先した返済計画が重要ですね。
渡邉 その通りです。家は「家族の幸せのために」建てるものです。これから家づくりを考える方には、ローンの残高や現在の金利よりも、家族の幸せと安全を第一に考えてほしいと思います。
築郎 「家の完成=幸せな暮らし」ではなく、その後の暮らしまで含めた家づくりが大切だとわかりました。渡邉さん、ありがとうございました。(取材:2015年3月9日)

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(有)ワタショウ 二級建築士・資金計画アドバイザー 渡邉 誠さん

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