田園風景を見渡せる崖の上の敷地で、光と風をいっぱい取り込む伸びやかなプランを考えました。
和室を中心にぐるぐる廻れるようにした動線は、家事を楽にするだけでなく、日々の生活を楽しいものにします。
断熱気密性能のよい外皮に守られながら、自然エネルギーを取り込むパッシブデザインの手法は、住まい手のアクティブな暮らしをより楽しいものにします。

こちらは南東側外観で、１階部分の床面積が広く２階部分が狭いので、２階部分を北側に寄せ東西の中心に配置することで、南側に１階部分の屋根を広くとり太陽光パネルを載せました。
外壁材には金属サイディングを採用し、アクセントに木目調のサイディングを貼りました。

和室を外壁に面することなく建物の中心に配置する大胆な発想で、和室を中心にぐるぐる廻れるようにした動線は、家事を楽にするだけでなく、日々の生活を楽しいものにします。

家事をしながらでもテレビも観たいという事で、対面キッチンはもちろんのこと、テレビコーナーを正面に配置し、更にはキッチンからあまり遠くならないようにダイニングを間に挟むことなくキッチンの横にレイアウトしました。

敷地が高台にあるのでロケーションがよく、四季の移ろいを眺めながらすごせます。

床面積は３帖あり、壁いっぱいに枕棚とハンガーパイプをセットして、集中式にしました。

キッチンからパントリーを通ってランドリースペースにアクセス可能で、水廻りが一直線でつながっており、家事をいっぺんに効率よく熟すには最適です。

アウトドア派のご家族には必需品のスペースです。趣味の物から実用品まで、あらゆるものをしまうことが可能です。

２階は子育てが終われば活用頻度が激減するので、面積を最小限に抑えて将来は間仕切りをしたり取り払ったりして、目的に応じて対応可能なようにレイアウトしました。