北西方向に豊かな里山の風景が広がる場所をダイニングとし、風景をパノラマに切り取るコーナー窓を設け、そこにＬ字型の造り付けのベンチを設置することで居心地の良い窓辺空間をつくりました。

ホームベース型のいびつな敷地にも難なく対応し道路に平行に建物を配置することで東南向きの方角の良い配置になりました。
軒をしっかり出し、外壁には汚れに強いジョリパットを吹付することで、経年変化を遅らせる工夫をしております。
また、屋根材にはＳＧＬ鋼板を採用し立て平葺きとすることで、将来、太陽光パネルを載せやすい屋根構造としております。

夫婦二人の時は向かい合うのではなく斜め向かいの自然な関係で座り、来客時には大勢で食卓を囲めるようにしました。

夫婦それぞれの個室で、襖で間仕切られており、開けば二間続きで利用可能です。

奥様憧れの場所、室内物干し場として利用します。
また、猫ちゃん達と暮らす場所としても活用します。

風景も眺めつつ家族と対話できる対面式キッチンとしました。

最短距離で機能的な家事動線を確保しました。

車いす対応の広めの廊下とトイレ

車いす対応のスロープ式アプローチ

２階は子供さん達が、孫さんを連れて帰省した際に、寝泊りするために使用る以外に主な使い道が少ないので、面積を最小限に抑えました。