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2017.02.14

品質からみえるリノベーションを選ぶメリットとは?

住宅コラム ,,

「経年劣化」という言葉が示すように、家は建てたその瞬間から雨風に打たれ、太陽光にさらされ、過酷な環境のもと、劣化が始まります。逆に、家に関わる技術革新は進み、年を経るごとに高品質でデザイン的にも優れた部材や設備仕様が登場しています。
劣化した家を全面的にリフォームして優れた部材に変えれば、耐震性・断熱性・耐火性・防犯性などが格段に上がります。リフォームを検討する上で、家のどのような品質が向上するのか、細かく検証していきましょう。


メリット1

耐震性・断熱性など、住まいの性能が向上

ユニットバスやシステムキッチンなどは、後から比較的簡単に個別リフォームできますが、家そのものの性能を決定づける耐震性能・断熱性能・気密性能・耐久性能などは、建てた後で簡単に性能アップすることができません。それらの性能をアップするチャンスが、リノベーションなのです。
リノベーションの際に耐震診断を行い、壁に適切な補強をすれば、いつ起こるかわからない地震にも安心でしょう。壁や断熱材で断熱性能を高め、サッシや外壁などの気密性を上げれば、遮音性能も上がります。火に強い壁、水や汚れをはじく外壁を採用すれば、耐風・耐水・耐防火性能も大幅に向上するでしょう。
1980年代以前と比べると、家の性能は格段に上がったと言われます。リフォームを考えているなら、リノベーションで家の性能をアップさせてはいかがでしょうか。


メリット2

今の住まいの良さを残して、リニューアルできる

「見た目も古くなったので、家を新しくしたい」、「二世帯住宅にして、孫たちと同居したい」と思っても、いざ、取り壊して建替えとなると、「今の家には思い出もあるし、使い慣れていて便利な部分もある」と悩むことがあります。
リノベーションなら、残したい部分を残し、リフォームが可能です。柱や梁、建具などを残すだけでも、思い出は新しい家で息づいていくことでしょう。また、家への思いを後世に継承していくこともできます。外した部材を別の場所に使用し、よみがえらせることが可能です。
古い家をリノベーションして二世帯住宅にする場合など、親世帯のスペースはこれまでの住まいの良さや雰囲気を残して和風に、子世帯のスペースは現代のライフスタイルに合わせた洋風にと、リフォームにメリハリをつけることもできます。見た目が新しくても、思い出と共に暮らせるのは、リノベーションならではです。


メリット3

気づきにくい住宅の劣化を見直し、新築時の品質を維持

家の経年劣化は、目に見える場所のみならず、目に見えない場所、機能面など様々あります。目に見える場所の劣化は、内装や外壁の汚れや傷、外壁の腐食、コンクリート基礎のクラックなど。目に見えない場所の劣化は、シロアリ被害、浴室や洗面所など水まわりの下地の腐食、屋根の劣化による屋根裏の腐食、継ぎ目の劣化による壁内部の腐食などです。さらに、機能面の劣化は、給排水管の劣化による水漏れ、屋根の劣化による雨漏りなど、多岐に及びます。
劣化に伴い、家の資産価値は徐々に下がっていきます。一般的には、新築時の資産価値を100%として、毎年5%ずつ価値が減少し、10年後には50%、20年後にはほぼゼロになるとされています。
リノベーションをすれば、見た目だけでなく、品質や性能が上がります。


メリット4

間取りやデザインの自由度が高い

リノベーションでは、基礎と柱や梁などの主要構造物だけを残して解体し、そこに新築同様の家を作ることもできます。強度の問題から、撤去できない耐力壁があったり、一部制約はあるものの、部屋を広げたり、浴室の場所を変えたりと、間取りをほぼ自由に変更できます。
部分リフォームの場合は、間取りが大幅に変わらないため、リフォーム部分のスペース内でしか変更することができません。収まる設備仕様にもおのずと制限があります。例えば、浴室をリフォームする場合、いくら広いバスタブに変えたくても、空間に制約があるため、収まるユニットバスの中から選ぶことしかできません。その点、リノベーションは間取り変更や外観デザインなどの自由度が大幅に向上します。


メリット05

創エネ住宅へのリフォームも可能

環境が問題となっている今、エネルギー消費量を節約する省エネだけではなく、太陽光発電や家庭用燃料電池など、一歩進んだ創エネが注目されています。
太陽光発電は、温室効果ガスを排出することなく電気が作れると同時に、電力会社から購入する電力が減ったり、売電することで家計も助かります。
家庭用燃料電池は蓄電池と違い、水素と酸素を電気化学反応させて電気と熱を作る方法です。こちらは熱も作り出せるので、その熱でお湯を沸かし、給湯に利用することができます。
火力発電所で作られた熱がムダになったり、送電線を通って運ばれる間に電力の一部が失われていることを考えると、これらは非常に効率的な発電方法といえます。
災害などで不測の停電が心配されている現代、創エネの仕組みを取り入れておけば安心です。

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