2017.02.14

工期からみえるリノベーションを選ぶメリットとは？

住宅コラム LIXIL

建替え新築やリフォームでは、住んでいる家やその一部を壊して新しくするというケースが多いでしょう。その場合、施工期間中のご家族が暮らす場所が問題になります。工期が短ければ、一時的な仮住まいで生活したり、リフォームをしない部屋に荷物を寄せ集めて生活するという不自由な暮らしが短くてすみます。リノベーションでは、新築に比べると契約や着工までの期間が短く、工期も短いことも大きなメリットです。

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メリット1

工期は建替え新築の約半分に！

建替えで家を新築する場合、基礎を含めてすべてを解体し、基礎工事からやり直して家を建て、配管や配線なども新しくしなければなりません。ところが、リノベーションは解体するのはリフォームする部分だけです。基礎や下地は残して最大限に利用するため、それらにかかる工期が短くなります。通常、基礎工事には約１カ月かかりますから、基礎工事が不要というだけでも工期は大きく短縮できます。
同時に、解体や仮設工事、躯体工事、外構工事などの期間も短縮されるため、基礎の補強や増築がなければ、リノベーションの工期の目安は建替え新築の約半分です。
リノベーションでは、元の家をどこまで残すかで工期は変わり、残す部分が多ければ多いほど工期は短縮されます。工期が短ければ、工事期間の煩わしい不便な暮らしも短縮されるのです。

メリット2

必要に合わせてリフォームできる

ライフスタイルを考えて「間取りはそのままで、内装や設備を新しくする」のか、「間取りまで大きく変更する」のか。あるいは性能を考えて、「壁まで剥がして地震に強い家にする」のか。「基礎にも補強を入れる」のか。
リノベーションでは、耐震調査・診断の結果や、工期、予算も考えながら、どこまでリフォームするのかを決めることができます。
リノベーションに詳しいリフォーム店では、ライフスタイルに合わせたリフォーム、性能向上や補強を考えたリフォームを行うため、どこまでを新しくしたらいいか相談することができ、必要最小限の工期で、満足できるリノベーションが可能です。
リノベーションは価格だけで業者を決めるのでなく、住宅のことを知り尽くしているかどうか、細かく相談できるかどうかを見極めることも大切でしょう。

メリット3

プランや工期は要望に合わせて

リノベーションでは、「間取りは変更せずに、住まいの設備や内容・外装を変更させて、住まいを一新させる」、「家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りやデザインを新しくする」、「歴史を継承し、新しい価値を創るなど、新築以上の価値創造を目指す」など、様々なプランが考えられます。
工期についても、「なるべく短い工期で、必要最小限のリフォームにとどめ、家を一新したい」、「多少、工期が長くなってもいいから、家の構造を根本から見直したい」など、要望に合わせてフレキシブルに変更することができます。
お施主さま一人ひとりに合わせたリフォーム内容や工期が決められるところが、リノベーションのメリットです。

メリット4

施工中に引っ越しをしなくてよい場合も

建替え新築では住んでいた家をすべて壊してしまうため、施工中は荷物を運び出し、仮住まいを探して住む必要があります。引っ越しに掛かる労力や時間、費用は相当なものです。当然、家ができあがったら、もう一度、引っ越しをしなければなりません。
リノベーションでは、施工中は工事をしていない部屋に荷物を移して住みながらの工事も可能です。つまり、運び出す手間も、引っ越しに費やす労力も不要。もちろん、その分の費用も掛かりません。
仮住まいに引っ越せば、慣れない土地で不便な生活を強いられるでしょう。しかし、住みながらの工事なら、家から学校や仕事に通うことも、いつものスーパーで買い物をすることもできるのです。
些細なことに思われがちですが、住み慣れた場所にいるのと、慣れない土地に移るのでは、精神的な負担は大きく違います。
※住みながらの工事は、工事内容によりできない場合があります。

メリット5

さらに、品質や工事補償が充実

リノベーションは安心して任せられるリフォーム店を選ぶことがポイントです。総合力のあるLIXILリフォームショップによるリノベーションでは、水まわりや設備、建材などを豊富に揃えているのみならず、住宅を知り尽くした住まいのプロが施工するため、品質や性能に対する安心感が違います。
リノベーションでは、有資格者が現地調査・床下調査で目視の耐震調査を行うと同時に、必要により耐震診断も実施し、耐震補強計画を設計。シロアリ対策も行うなど、いつまでも安心安全に暮らしていただけるような取り組みがなされています。
さらに、LIXILリフォームショップによるリノベーションでは、工事中に、万が一事故が起こった場合でも、お施主さまや、第三者に対しても、その損害を補償する保険制度が整っているため安心です。