家づくり相談
土地情報
2018.09.05
玄関ドアを開けると、ワンフロアーの広々としたLDKと大きな吹き抜けが迎えてくれます。
いわゆる玄関という部屋が無いため、どちらかと言えば、お店に入った感覚に近い印象を受けます。
いつかは夢の一戸建てを建てたい!という願望はあったもののチャンスが巡って来ず、夢のままでした。
しかし昨年、ひょんなことから土地の相続の話しが持ち上がり、ご主人の実家の直ぐ隣の土地を叔父様から譲っていただける事になりまして、マイホームの計画を進めるきっかけとなりました。
この建物のテーマでもある一日中安定した採光が望める北側採光の外観です。
北側に大きな掃き出し窓を3窓も設けました。
外観はシンプルな箱形形状で、外壁材には金属サイディングを採用し、屋根も金属のカラー鋼板を採用し、施主様の要望でカラーリングを全てホワイト色でまとめました。
弊社との出会いは、弊社が主催する「家づくり相談会」にお越しいただいた事がきっかけで、イベントにお越しになる前は展示場巡りをされていたようです。
ほとんどの量産メーカーを見学したところ、どこもピンとこなかったとおっしゃられていました。
そんな時に、arukuに資料請求をしたところ弊社から資料が届き、木造住宅を扱う工務店も検討する事になり弊社とのお付き合いがはじまったとの事です。
雨の日でもバスケの練習が行えるように、玄関を屋根付きの土間にしました。
それ以外にも通勤に利用している自転車や雨に濡らしたくない物を置いたり重宝すること間違いなしです。
敷地は南道路に間口が広く面した条件の良い敷地ですが、比較的交通量も多く、建物をあたりまえに北側に寄せて南側に庭をとるような、従来の配置に向かない場所でした。
キッチンは全体が見渡せるように真ん中に配置しました。
Iランド型なので回遊式になっており、左右どちらからでも移動可能でとても便利な動線を確保しております。
息子さんがバスケットを習っているので、庭で練習する事も想定した上で、むしろ北側に庭を配置して、ボールが道路に飛び出さないように建物を道路側に寄せた配置にしたところ、北向きの窓の配置になり、表と裏が逆転したようにも見える外観デザインとなっております。
北側採光は安定した自然光を取り入れる事ができ、紫外線などの直射光が入らないので天気にも左右されず、一日中安定した採光が望め気持ち良い空間づくりに適しております。
全体のイメージとしては、心地よい素材感を活かしたぬくもりが感じられるナチュラルなスタイルを意識しました。
床板には施主様一目惚れのLIXILのラッシッサDフロア(ホワイトペイントF)を採用し、使い込んだ味わいのある素材感を醸しだしております。
ワタショウでは、常に標準採用のSW(スーパーウォール)工法、木造軸組工法2階建ての住宅です。
SW工法とは、高気密・高断熱住宅の一つで、快適な住環境を創るには最適な工法です。
今回はこのSW工法で、「平成29年度地域型住宅グリーン化事業」において、長期優良住宅の申請をしたところ100万円の補助金交付の決定を受けました。
通風と採光に優れたグレーチングの床で仕上げた渡り廊下を介して屋根付きバルコニーへとつながっております。
2階に浴室と洗面、寝室と子供部屋をまとめることで、屋根付きバルコニーで洗濯物を欲し、洗濯物を取り込んで戻すまでの動線を短くしました。
長期優良住宅とは、長寿命で低炭素な住宅にしていこうという、国が定めた住宅の新しい基準です。
今年度から「BELS」と言う第三者機関の認証を受ける事ができるようになりました「BELS」とは、全ての建築物を対象とした省エネルギー性能等に関する評価・表示を行う制度で、その建築物の格付けが星印で表示されます。
ちなみに、こちらの建物は、星5つを獲得した優良物件です。
天井を他の部屋より少し高く設計し、ロフトを設けて空間を上下に分けました。
市街化調整区域のため用途地域 | 指定なし |
建蔽率 | 70% |
容積率 | 200% |
建物構造 | 木造2階建て |
敷地面積 | 213.47㎡(64.44坪) |
建築面積 | 57.96㎡(17.5坪) |
延べ床面積 | 96.82㎡(29.22坪) |
1階面積 | 50.20㎡(15.15坪) |
2階面積 | 46.62㎡(14.07坪) |
工法 | SW(スーパーウォール)工法 |
各種認定 | 長期優良住宅 |
有限会社 ワタショウ
〒963-7731 福島県田村郡三春町下舞木字石田250-1
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