家づくり相談
土地情報
2019.09.03
T100
H壁パネル欠きあり制震テープあり
スーパーウォール工法とは?また、どのような断熱材なのでしょうか。福島スーパーウォールスター会 会長、有限会社 ワタショウ 代表取締役 渡邉 誠さんに話を聞き、LIXIL『SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK』を参考にしながら、メリットやシステムなどの特徴についても考えていきたいと思います。
スーパーウォールのデメリットや坪単価、種類についてはこちらの記事をご覧ください。
>>スーパーウォールのデメリットとは?坪単価や種類などについてインタビューしました
CONTENTS
スーパーウォールについて、LIXIL『SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK』によると、こう書かれています。
住まいの本質は、ライフクオリティの向上。人生の質、暮らしの質を高める環境をつくること。万人の願いとも言える、家族の健康も、住まいの性能に深く関係していることを知っておくことが必要があります。スーパーウォールの家は、住まいの本質を極め、これからの時代に求められる、環境と人にやさしい住宅性能を追求。高性能住宅のトップランナーを目指す、確かな技術と品質で、暮らしの質を進化させる住まいを実現します。
スーパーウォールは高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す、高気密・高断熱・高耐震構造。快適・健康・安心・省エネという観点から、暮らしの質を最高水準にまで高め、その違いを実感していただける「暮らし性能」を追求しています。
A 断熱材。工法ではなく材料ですね。リクシルっている建材メーカーが出している材料です。スーパーウォールを使って建てる家のこと。
スーパーウォールとは、一言で言うと、気密と断熱を追及され、企画製品化された材料ですね。
A 気密というのは隙間ですからね。気密がいいと何がいいのか?気密がいいと家の中の暖房や冷房、家の中のエネルギーが外に漏れないということです。断熱は熱をきちっと蓄える。断熱は守っていく、とどめていくということです。この気密と断熱はお互いに重要ですし、関係もあるんです。断熱が良くても気密が悪ければ熱って逃げていくし。家のいろんな隙間から逃げていきます。いくら断熱がよくても、キチっと密閉されていなければダメなんですね。
A 熱が空気に伝わって逃げていきます。熱が交換されるというか。外と中の温度差があれば、冬場だったら、温度が低い外の方に熱が流れていく。弊社の会長が『これからの日本の家づくりは高気密高断熱だ。』ということで、じゃあどの工法を選ぶかといった時に、スーパーウォールを選んだのです。ずっとトステムとの付き合いが長かったからというのもあるんですが 笑
A たまたまトステムで製造されていたのがスーパーウォールだったからというのはありますが、昔のワタショウは、ずっとグラスウール、普通の在来工法とスーパーウォールと両方でやっていました。
値段でここまでかけられないという人はグラスウールになったり、そこそこ余裕のある人はスーパーウォールになったりというのを繰り返していて。建てた後お宅に行って『住み心地はどうですか?』と聞いた時に、スーパーウォールのお客さんの体感の感想と、そうでない人では全然違ったんですよね。スーパーウォールの方が『暖かい家に住めて良かった。』って言って喜んでいる。そういうのを見ているとスーパーウォールだけを勧めていった方が顧客満足度に繋がるなって感じて、今では全部スーパーウォールにしています。
スーパーウォールっていいんだよって勧めていて、予算がないから在来もいいんだよっておかしな話じゃないですか。さっきまで在来のことをけなしているわけではないけれど勧めてなかったのに、予算がないからって急に在来でいいんじゃないですかって。そういう提案の仕方も何か失礼だし。最初からスーパーウォールで建てられるように資金計画してあげたほうが。やっぱり自分でいいと思っているものを勧めたいと思っているのが今のワタショウの考えですね。
A 気密と断熱と耐震がいっぺんにとれちゃうところ。野球で例えれば三冠王みたい。一つの材料で気密断熱耐震がいっぺんにとれちゃうのがメリットですね。
A 気密がとれるように気密パッキンが付いていて。断熱は硬質発砲ウレタンっていう、同じ厚みの他の断熱材よりも性能が高くつくれる。耐震は外合板に断熱材が貼り付けてあって、外からはめ込んで釘で止めれば、パネル工法になるんで。
A 寒い地方ではもちろん断熱性能を発揮してくれるだろうし、西の方では熱の遮蔽、そういうのにも役立っています。東北だから厚い断熱という訳ではなくて、西の方では遮蔽のために厚い断熱っていう。
A 制限されないですよ。L型の家も今まで建ててますし。斜めの部屋だって造っているし。
A マンションには使えない。住宅用の材料ですね。ほぼほぼ新築のみです。今度リフォーム向けのものも出すってこないだ発表がありましたけれども。
A 断熱規格は同じなんだから、同じような考え方ですよね。基本在来工法、ツーバイフォーもあるけれどスーパーウォールで。在来工法だったら普通に出来ます。増築した部分に同じものをはめてあげれば。他の断熱工法でも、断熱が邪魔をするってことはそんなにないと思うけど、あとは壁倍率とかを取っているからきちっと計算しなければならないだろうし。
A パネル工法なんでね。
A 普通の家と一緒だと思います。
A 床暖も出来ますね。床の断熱は基礎でやっているから。基本、高気密住宅には床暖は相性がいいと思います。
LIXIL『SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK』によると、こう書かれています。
冬のリビング、エアコンで快適な室内も、廊下やトイレは寒く感じるのではないでしょうか。この温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけではなく、ご家族の健康にも影響を及ぼします。そんな、家の中の温度差を少なくするには、住まいの機密・断熱性能を高めることが大切です。
住まいの断熱性と健康について研究をされている、近畿大学の岩前教授の協力を得て、スーパーウォールの家にお住まいの方を対象とした健康アンケートを行いました。スーパーウォールの家に暮らしてから、ご家族の健康状態がどのように変化したかを調査したところ、さまざまな項目で、以前の暮らしより健康状態が改善したという回答を数多くいただきました。特に健康全般における改善率は80%を超える驚くべき結果に。冬でも家中が暖かい、気密・断熱性の高さが健康改善に効果的であることが実証されました。
交通事故は年々減少傾向にある中で、家庭内の死亡事故は増加傾向にあり、特に寒い時期の入浴中の死亡事故が多く発生しています。その主な原因は、入浴時の急激な温度変化によって、血圧や脈拍が変動する「ヒートショック」が起こり、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などを引き起こしたものと考えられています。スーパーウォールの家は、冬でも居室と脱衣室やトイレとの温度差が少ないため、突然死のリスクと言えるヒートショックにも安心。家中暖かな住まいが、ご家族の健康をしっかりと守ります。
気密・断熱性にすぐれたスーパーウォールの家は、部屋間の温度差が少ないだけでなく、部屋の上下の温度差が少ないことも実証されています。エアコンが効いている暖かいリビングなのに、なぜか足元が寒いといったことがなく、床に座って遊ぶ小さなお子様に寒い思いをさせることもありません。また、吹き抜けや高天井の空間においても、上下の温度差が少ないため、暖房効率を心配する必要がありません。もちろん夏場も同様に、部屋の隅々まで快適な室温を保ち続けます。
地域によって違いはありますが、冬場になると夜中の冷え込みが厳しく、就寝前に20℃程度あったリビングの室温が翌朝には10℃を大きく下回るということがあります。このように暖房を止めてしまうと室温がどんどん下がってしまうのは、住まいの断熱性が低いことが原因です。スーパーウォールの家は、断熱性が高いため、たとえ就寝前に暖房を止めても室温が下がりにくく、翌朝も15℃程度という暖かさをキープ。朝の身支度の際、着替えで寒い思いをすることもなく、快適に過ごすことができます。
人が感じる体感温度は、床・壁・窓・天井など、まわりにある物の温度の影響を受けています。たとえば冬場、室温が23℃の場合でも、断熱性が低く、まわりの表面温度が低くなると、20.2℃の暖かさに相当し、ついエアコンの設定温度を上げてしまうことに。しかし、スーパーウォールの家なら、体感温度は22.1℃とその差はわずか0.9℃。冬も夏も必要以上にエアコンの設定温度を上げ下げすることなく、心地よく過ごせます。
熱は高いところからひくいところへ伝わっていくため、冬は室温の暖かさが屋外に逃げていき、夏は屋外の熱気が家の中に入り込んできます。それを防ぐことが快適な住まいづくりの重要なポイントです。スーパーウォールの家は、建物全体を高性能断熱材で包み込むとともに、熱の流入・流出が大きな開口部には高断熱サッシ・高断熱玄関ドアを使用することで、外気温の影響を受けにくい室内環境を実現しています。その結果、少ない冷暖房エネルギーで、夏も冬も快適で均一な温熱環境を維持することができ、一年中、心地よい暮らしをかなえることができるのです。
住まいには見えない隙間がさまざまな箇所に存在しています。隙間が多いと、いくら暖房や冷房をおこなってももれてしまい、快適な室内環境を保つことができません。したがって、暮らし心地を高めるためには、住まいの気密性は重要なポイントになります。気密性能はC値(相当隙間面積)として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性に優れていることをしまします。スーパーウォールの家では、C値1.0を基準とし、一邸一邸、気密測定をおこない、性能報告書にてご確認いただいております。
LIXIL『SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK』によると、こう書かれています。
近年はPM2.5(微小粒子状物質)などによる大気汚染、カビ・ダニ、花粉といったアレルゲンの対策など、空気環境に注目が集まる中で、住まい全体の通風など、計画的な換気に目を向けることも必要です。室内の空気環境を清浄化することは、ご家族の健康のために重要なポイントです。
家族の住まいや健康を害する、カビ・ダニの発生は空気のよどみも原因のひとつになると言われています。スーパーウォールの家は、高い気密性によって隙間を少なくすることで、外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅にカット。また、計画換気システムによる空気の流れにもムラがなく、住まいの隅々にゆるやかな空気が流れるため、空気のよどみを少なくし、カビ・ダニの発生を抑えます。
新鮮な外気を取り入れ、計画的に家中の換気をおこなう、24時間計画換気システムですが、PM2.5や花粉などの外気の汚染が気になる場合は、全熱交換型換気システムECOAIR85・ECOAIR90において、PM2.5対応フィルター(オプション)を使用することが可能です。2.0μm(1μm=1mmの千分の1)の微小粒子を約90%捕集することができます。
一般的に換気をおこなう場合、窓開けや給気口から取り入れる外気とともに、外の温度や湿度も一緒に取り込んでしまいます。しかし、全熱交換型換気システムECOAIR85・ECOAIR90を使用することにより、高効率の熱回収と湿度の交換で、室内の快適さはそのままに換気をおこなうことが可能に。省エネ住宅の課題でもあった、住宅の熱損失のうち換気が占める約15%の熱ロスを抑えることができ、住宅一棟の性能をさらに向上させることができます。その効果は、ECOAIR90の場合、断熱材を4倍暑くするのと同じ効果が得られることになります。
計画換気システムには、大きく分けて排気のみを機械でおこなう第3種換気と給排気を機械でおこなう第1種換気があります。スーパーウォールの家では、第3種換気として排気のみダクトを使用するタイプ「けいざい君」とダクト配管が不要のタイプ「すっきり君」を、第1種換気として熱交換型のダクト式換気システム「ECOAIR85」「ECOAIR90」をご用意。建物の特徴や条件に合わせて、選択することが可能です。住まいの省エネ性を高めたい場合は、熱交換型の計画換気システムをおすすめしています。
A 耐火性のもいいです。ウレタンっていう材料って木材と似ているところがあって、火であぶられた時に表面が炭化して燃え進まないんです。同じ発砲系でポリエチレンフォームというのがあるんですけれども、それは熱であぶるとどんどん溶けていって、なくなるんです。燃えないんです、火をつけると溶けちゃうんです。ということは、そこで遮断してくれる?表面が焦げて燃え進まなくなるので。そこで火災が止まる。延焼とかも少なくて済む。
だから本当に素晴らしい材料ですよね、水にも強い、火にも強いっていう。そういう材料って他にはないんですよ。
A 耐震は外の合板でとっているんで。普通パネル工法で耐震をとろうと思ったら、一般的な在来工法だと外に合板はりますよね、そして中から断熱材をはめるんですよね。2工程です。外に合板はる、中に断熱材を入れるという。ところがスーパーウォールだと合板に断熱材がペタンと貼ってあるんで、外からそのパネルをはめたらそれで終わりです。一石二鳥。工事が簡単っていう。
A 気密とかにも繋がってきます。気密もきちっと確保しやすい。後から入れると施工レベルで、入れ方によって変わってくる。きちっと入れられればいいですけれど。現場発泡というのもあるんですよ、同じウレタンで。あれだと表面上はちゃんと埋まっているように見えるけれど、そこをズバッと切った時に断面を見ると、もしかしたらちゃんと入っていないところもあるかも知れない。泡だから気泡なので、気泡が大きいウレタンって断熱性能が弱いんです。スーパーウォールは工場で圧縮してカチカチに作っている材料だから。泡のキメが細かいのですね。
A 断熱性もいいし、防音性能も。普通に生活音はほぼほぼ外にも漏れないし、外の車の音もなかなか聞こえづらい。
LIXIL『SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK』によると、こう書かれています。
南海トラフ地震や首都直下型地震など、巨大地震の発生が予測される近年、自然災害は地震ばかりではなく、大型台風や竜巻も頻発しています。ご家族や大切な財産を守るためには、住まいづくりにおける災害への備えをさまざまな角度からおこなうことが求められているのです。
住宅の耐震性能をたかめるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。高性能スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になります。また、一般在来の家の壁(筋かいによる5倍相当仕様)と比べても壊れにくく、変形量も筋かいの半分であることが耐力試験で確認されています。
住宅の耐震性能は、国土交通省が2000年に定めた住宅性能表示制度の中で、耐震等級として示されており、建築基準法では、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性を等級1としています。しかし、専門家の間では等級1では不十分であるという意見もあります。スーパーウォールの家では、大規模な地震への備えとして、最高等級となる耐震等級3相当の設計を推奨。消防署や警察署など、防災の拠点となる建物の基準に相当し、より安全性の高い住まいが実現できます。
地震大国である日本において、数々の大規模地震が発生する中で、スーパーウォールの家は、そのすぐれた耐震性能から、これまで地震による全壊被害の発生報告はありません。また、6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性能を持つことから、巨大竜巻や台風・豪雨など、風や雨の自然災害にもその強さを発揮。記憶に新しい、東日本大震災の甚大な津波災害においても、奇跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する信頼の実績を持っています。
末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、また資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。
スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。その特徴は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍の断熱性能。壁の内部結露を抑えることができるため、住まいの耐久性向上に効果を発揮します。また、瑕疵保証では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。
硬質ウレタンフォームは、イソシアネートとポリオールの2液を用いて混合・化学反応させて合成した発泡体です。単純なメカニズムで成形するため、条件を間違えると良品のウレタンは成形されません。LIXILの工場では、2液の調合比率、温湿度環境、発泡面の温度、発泡方法など、徹底した品質管理を行っています。現場における発泡ではなく工場生産にこだわる理由は、高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持するために、細部にわたる品質管理が必要であるからなのです。
暮らしにおける、音を取り巻く環境はさまざまです。車や電車の騒音、ご近所から聞こえるピアノ音、犬の鳴き声、室内においては子どもがはしゃぐ声や趣味で楽しむオーディオの音漏れへの心配など、ストレスを感じることが多くなりますが、住まいの遮音性を高めることで解消できます。
スーパーウォールの家の室内は、外からの騒音が気になる環境においても、睡眠や勉強などの妨げにならないほど静かで快適な空間です。また、楽器の演奏など屋外への音漏れへの心配についても、すぐれた遮音性能によって、周囲を気にすることなく、昔のストレスから解放される屋内環境を実現します。
A それはサッシとか室内の空調環境によって変わってくるんでしょうけれども。スーパーウォールだから防げる、そういう言い方も出来ると言えば出来ます。でも、ちゃんと説明しようとするとそうではないですね。結露って中と外の温度差で出るわけじゃないですか。だいたいガラス面、窓ガラスに出ることが多いんですけれども。壁の断熱の話が出ましたけれども、ガラスの断熱性というものがあって。外と中の温度差があった時に、ガラス面の熱が伝えやすくなっちゃっていると、そこに水滴がついて結露になるということですね。壁の中はそういうことは起きないんですか?とよく聞かれますが、起きます、やっぱり。壁内結露というものがあるので。
A スーパーウォールは結露保証というのがついています。35年。起きないと言う言葉は、100%ではないかもしれないので「おきにくい」という表現がいいかもしれません。ほぼおきないに等しいんですが。おきたら大変ですよね?
でも、万が一おきた時でもスーパーウォールで使っている断熱材、硬質発砲ウレタンというのは水に浮くんですよ。水を吸わないから、もし結露が起きても水滴は残らないで全部流れて落ちちゃう。
A 一般的な在来工法の家とかグラスウールは、綿状なんで水を吸っちゃうんですよ。水を吸っちゃうと断熱性はそこでゼロに等しくなる。水はけも悪いからずっと滞留したままになっちゃう。そうすると壁の中でカビたりとか腐ったりする。でも、グラスウールを使っているところって、まだまだいっぱいありますね。
A そういうことがあるから。家の性能をきちんと確保したいというところがあって。世間一般的にいう高気密高断熱住宅ってあるんですけれど、それってどんな材料でやってもつくれるじゃないですか。同じ性能を確保しようと思ったら、別にスーパーウォールじゃなくても、グラスウールだって同じ性能は出そうと思えば出せるし。だた性能の数値だけじゃなくてそういう結露の問題とか壁内結露とか、施工レベル、職人によって左右されないとかっていうのを考えていくと、行き着いたところがこのスーパーウォールっていう材料。これならお客さんに安心して提供できるっていうところに行き着きました。
A 取りやすいですね。スーパーウォールで造った住宅は普通に長期優良クリアできる家になっちゃってるから。わざわざ長期優良だから断熱良くしなきゃならないとか、耐震性よくしなきゃならないというのは、そういうのは無くなるんで。そもそもの性能レベルが高いから。あと太陽光乗せればゼッチになっちゃう。長期は取りやすいですね。
A 老後を迎えた時に住宅が資産価値としてちゃんと残る建物になるかどうかで変わっていくと思うんで。
A 住宅ローンが安くなったりとか。長期優良住宅にすることで国が住宅ローンを5年とか10年とか期間を定めて金利を優遇して下げてくれる。長期優良取りやすいですからね。あとは補助金も。グリーン化事業っていうのも取りやすい。それは長期優良住宅であれば100万円補助金が貰えます。
A 長期優良住宅にすれば100万円。ゼロエネルギーだと140万円。ゼロエネルギーとゼッチって実は扱う省庁が違うので、ゼロエネはグリーン化事業、国交省でやっているやつで、ゼッチは経済産業省なので。そっちはどちらかといえばハウスメーカーよりの補助金で、75万とか補助金額は低いんですけれども。ゼロエネの方は工務店というかそっち向けの補助事業です。
A 両方もらうことは出来ないから、どっちかです。長期優良住宅で補助金を貰うのか、ゼロエネルギーにして補助金を貰うのか。でもうちはゼロエネルギーで家を建てたいんだという人がいても、長期優良住宅の認定は必ず取るようにしているので、多い方の補助金で貰うということですね。補助金を貰いたいから長期優良住宅を建てるという考え方では全くないので。目先の100万円のために長期優良住宅で建てるわけじゃなくて、遠い将来のためにやっている訳です。だから性能報告書というものを必ずだしています。
A 引き渡しの時に、口で数字をいくつですと言っても、実際この家はどういう性能値で家ができたのかというのを証明する上での性能報告書っていうのを必ず出すようにしています。だから建てている途中で気密検査というのを必ず家ごとにやっています。誰々さん家は気密値はいくつでしたって数字が出ます。
LIXIL『SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK』の中に、こう書かれています。
国の省エネルギー施策では、2020年までにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を標準的な住宅にすることを目標として掲げています。これからの時代に求められるのは、省エネ+創エネによるゼロエネ住宅。スーパーウォールの家もこのテーマに積極的に取り組んでいます。
ゼロエネルギー住宅とは、建物の省エネ化+聞きの高効率化により使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅になる住宅のことです。また、HEMSや蓄電池を用いることで、暮らしのエネルギーを最適に制御。余った電気は売電することができるため、万が一、停電が発生しても電気を使うことができ、災害の備えとしても安心です。
暮らしのエネルギーの見える化を実現するモニターの使用によって、省エネ意識が高まり、約10%エネルギーの使用を抑えることができるという調査結果があります。「使用量より発電量のほうが多かった」「先月より光熱費が安くなった」など、目に見える結果はうれしく、励みになります。また、部屋ごとに節電競争をしたり、電気のつけっぱなしに気をつけるなど、ご家族でお子様も一緒に、無理なく楽しく、省エネな暮らしが楽しむことができます。
スーパーウォールの家は、一般住宅と比較して、冷暖房・換気・給湯・証明などの光熱費を43%削減することが可能です。さらに、水道費につおいても32%の削減が行え、全体で41%の水道・光熱費を削減。年間で168,480円の節約を実現することができます。これらのランニングコストシミュレーションは、家族構成や住まいの条件、地域などによっても変わるため、一邸一邸。建てる前にシミュレーションを行い、お客様にご確認いただくことができます。
全国各地でスーパーウォールの家によるゼロエネルギー住宅が増えています。実例においては、ゼロエネを超えてプラス収支になっているお宅も数多くあります。また、光熱費の軽減分は、住宅ローンの繰り上げ返済や住宅のメンテナンス費のための貯蓄、教育費、家族旅行費など、さまざまに活用されており、エネルギー問題や低炭素の暮らしへの貢献はもちろん、経済的なメリットも多いことがわかります。
住宅は一生で最も高価な買い物です。そして、ご家族の大切な資産になるものです。だからこそ、スーパーウォールの家は、万全の品質管理と保証でお応えし、一邸一邸で実施する住宅性能の確認から部材の保証まで、建てる前も建てた後も、安心の品質をお約束します。
高性能スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になり、耐震性にすぐれた地震に強い住まいを実現します。
スーパーウォールパネルに使用している断熱材は、水分を透しにくい硬質ウレタンフォームを採用。室内からの湿気をガードし、断熱材内部に結露を発生させない高性能な断熱材です。LIXILは、瑕疵保証(10年間)では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。
スーパーウォールの家は、住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で、全棟において気密測定を実施します。さらに、設計時の熱計算により算出された、温熱性能と外皮性能、測定した気密性能を数値でご確認いただける性能報告書を作成し、お客様にお渡ししています。
高い性能を安定して発揮できるよう、スーパーウォールパネルなどの部材は、部材メーカーであるLIXILの工場で厳しい品質管理のもと高精度加工を施しています。また、建ててからでは見えない住宅内部の構造部分にスーパーウォールパネルが採用されていることを証明する「出荷証明書」を発行しています。
SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK(2016.01.20発行)より引用
ワタショウの注文住宅はスーパーウォール工法(SW工法)です。
スーパーウォール工法は建物の高断熱・高気密化に合わせて設備機器の省エネ化をした注文住宅です。高断熱なので室内の冷暖房効率が良く、夏は少しの冷房で涼しく過ごせ、冬は暖房の熱が室外に逃げにくいので、これまでの住まいと比べて快適に過ごせる上に、省エネにもなる高性能住宅です。
スーパーウォール工法の住宅は、気密性の高い独自のSWパネルのため、高気密・高断熱・高耐震構造です。夏場はエアコンの冷気、冬場は暖気を室外に流出するのを防ぎます。暖房効率が良く、外気の影響を受けにくいので、快適な室内温度を年中保つことが出来ます。
住まいの高気密化により室内空気が汚れやすくなりましたが、SW工法住宅では、使用する建具などに配慮してシックハウスの原因を取り除くだけでなく、24時間計画換気でいつもキレイな空気を保ち、ご家族の健康を守れる24時間の換気システムを採用しております。
スーパーウォール工法は木造軸組工法に高性能SWパネルをプラスすることで、外力を建物全体に分散してバランスをとる、災害に強い住まいを実現しています。スーパーウォール工法で使用するSWパネルやサッシは、様々な試験で耐震性・耐風性をチェックし、その高い安全性が実証されています。
結露は普段見ることのできない壁の中にも生じます。壁の中の結露は躯体を傷める原因となることがあります。スーパーウォール工法は、室内外から侵入してくる湿気に対してダブルの防湿対策を行っており、水分を通しにくい発泡ポリウレタン断熱材が室内側からの水蒸気をガード。さらに室外からの湿気も通気層から掃き出し、躯体の乾燥状態を保って耐久性を高めます。
また、熱の出入りを大幅に少なくする高気密・高断熱部材を採用。室内と室外の温度差を少なくし、結露の発生を抑えます。また、スーパーウォール工法の優れた気密性は、外からの音を軽減し、室内から外部への音漏れを抑えます。
スーパーウォール工法は自由設計で、お客さまのご要望に応える高性能住宅です。自由設計でこだわりのスタイリッシュな外観、ご家族のライフスタイルにあった間取りプランを実現できます。もっとくわしくスーパーウォール工法について知りたい場合はワタショウまでご相談ください。
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